イコラについて



Icola Chamber Choir
イコラ・チェンバー・クワイア

2016年に谷本喜基の呼びかけにより結成された室内合唱団。メンバーのほとんどが東京藝術大学声楽科の学生・卒業生で構成されており、それぞれがオペラや宗教曲分野のソリスト、また合唱指揮者として活躍している。2017年3月のデビューステージではプーランクの無伴奏宗教曲を数曲演奏し、その力感溢れる演奏は好評を博した。

「いこら」とは、”Let’s go”の意味をもつ和歌山弁。ホールを満たすエネルギッシュな声と精緻なアンサンブルを追究しつつも、少人数による訪問演奏からオーケストラとの共演まで、どこにでも「いこら」と言えるような、フットワークの軽く明るい演奏団体を目指している。

レパートリーはクラシックを中心としながらも、特に訪問演奏などにおいては「その場を満たすのに一番ふさわしい音楽」を常に模索し、あらゆるものを繋ぐ役割として音楽を演奏する。今後イコラでは、年1〜2回の自主公演を軸に、不定期開催の企画ステージ、本番やリハーサルのインターネットライブ中継、編成の大小に応じたアレンジ受注制作など、様々な活動が予定されている。

2017年12月8日には浦安音楽ホールにおいてクリスマスコンサートを、2018年3月24日には同ホールにおいて自主公演「Moine et voyou - フランシス・プーランクの夕べ」を開催する。





谷本喜基 Yoshiki Tanimoto

和歌山県出身。幼少よりピアノを嗜む。高校2年次より声楽を学び、東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。在学中は東京藝術大学バッハカンタータクラブに在籍し、古楽演奏の研鑽を積んだ。現在、都内を中心に10の合唱団の音楽監督・指導を務める傍ら、アンサンブル歌手、また指揮者、ピアニスト、アレンジャー、イングリッシュハンドベル奏者として、ジャンルを問わず幅広く活動している。コンクールやリサイタルにおいて、これまで数多くの歌手・器楽奏者とピアノで共演。奏者の呼吸を深く捉えたアンサンブルにより、共演者からの信頼も厚い。また合唱指導の分野においては、自身の経験に基づいた理論と実践両面からの的確なアプローチにより、近年評価が高まっている。現在Vocal Ensemble「歌譜喜」「八咫烏」、Salicus Kammerchor、Ensemble Salicus、Less Is Moreメンバー。Hill’s Road Chorusピアニスト。東京ユヴェントス・フィルハーモニー合唱団、東京シンフォニッククワイア、オルフ祝祭合唱団、La calorosa aria、ちょうふアルモニア合唱団、Chor FLAT、ラブフロイデ、ピアチェーヴォレ、中野クワイア、赤坂ベルクワイヤ指揮者。Icola Chamber Choir、上野バロックソロイスツ代表。日本フォーレ協会会員。